ウイルス対策について

1.ウイルスとは

ウイルス(コンピュータウイルス)は、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラム(家に侵入する泥棒と同じ様なもの)です。
最近はインターネットの普及に伴い、電子メールをプレビューしただけで感染するものや、ホームページを閲覧しただけで感染するものが増えてきています。
ウイルスの中には、何らかのメッセージや画像を表示するだけのものもありますが、危険度が高いものの中には、ハード
ディスク装置に格納されているファイルを消去したり、コンピュータが起動できないようにしたり、パスワードなどのデータを外部に自動的に送信したりするタイプのウイルスもあります。
ウイルスに感染しないようにするためには、ウイルス対策ソフトを導入する必要があります。また、常に最新のウイルスに対応できるように、インターネットなどでウイルス検知用データ(定義ファイルなど)を更新しておかなければなりません。
(一般的にインターネットに接続されていれば、常に最新に更新されるようになっています。)


2.ウイルス対策ソフトとは

ウイルス対策ソフトとは会社や工場などで言えば、門のところにいる守衛さんのようなものです。大体、門の横に守衛室があり、会社に入る人をチェックしています。
ウイルス対策ソフトの働きの一つが、この様にインターネットの入り口で不審な侵入者がいないかチェックしています。
また、インターネットだけでなくUSBメモリやCDをセットした時もチェックしています。
※インターネットに接続していなくても、友達のUSBメモリからウイルスに感染することもあるのです。
2つ目の働きが、守衛さんは時々、会社内を巡回していると思います。たまに、守衛さんが横を向いているときにこっそり入っている不審者などがいないか巡回しているのです。これと同じ働きをするのが、スキャンといわれる機能で定期的に
パソコン内の記憶装置(ハードディスク装置、USBメモリなど)を全部調べてウイルスがいないかチェックしています。
スキャンの設定で週に1回、月曜日の9時から実行するなどの自動スキャン設定ができます。
ウイルス対策ソフトは基本的に有料のものが殆どで、年額4,000~5,000円くらいします。これはソフトの使用料ですがこのソフトのサポートを無料で受ける為のサポート料と思ってください。
ウイルス対策ソフトは、特殊なプログラムですので、これが影響してメールができなくなったり、ソフトの導入がエラーになったりすることがあります。その時に、ウイルス対策ソフトのサポートに連絡すれば、すぐに対処してくれます。

<Microsoft Security Essentials でウイルスを発見し除去した画面>

ウイルス対策について





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