バックアップとは

パソコンで「バックアップする」とか「バックアップを取る」とマニュアルなどに書かれていて、皆さん、何のことかが解らないようですので、解説します。
パソコンの中にはハードディスク装置というプログラムやデータを記憶する磁気ディスク装置が入っています。
エクスポローラで「Cドライブ」とか「Dドライブ」となっているのがディスク装置です。
一般にパソコンのディスク装置は1つのディスク装置を論理的に2つに分けてそれを「Cドライブ」とか「Dドライブ」と表現しています。
実はこのハードディスク装置がパソコンの中では一番壊れやすいのです。
ノートパソコンを1mくらいの高さから落としたら、ハードディスク装置はほぼ壊れてしまいます。
このハードディスク装置が壊れたら、パソコンが起動できなくなるだけでなく、中のデータも読めなく(取り出せなく)なります。
震災で沢山のパソコンが被害を受けましたが、海水や水につかったハードディスク装置は復旧することができるのですが、あの大きな津波の衝撃でハードディスク装置が壊れてしまっています。
専門業者にそれを復旧(磁気ヘッドの交換など)してもらうのに大体15万円くらいとのことでした。

バックアップとは、この磁気ディスク装置の内容をDVDや外付けのディスク装置などにコピーしておくことを言っています。
最近では、基本ソフトにバックアップ機能がついていたり、メーカー提供の添付ソフトなどにバックアップソフトが入っています。
このバックアップソフトはエクスポローラのコピーなどより、高速にコピーできる様になっています。また、定期的に自動バックアップする様に設定できるようになっています。
私のパソコン環境(5台使用)では毎週土曜日の夜間に自動バックアップしています。

(バックアップの様子)

バックアップの様子

  

(バックアップ画面)

バックアップ画面
  
 




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